
夏期講習だけ通える医学部予備校はある?
夏期講習だけ通える予備校はあります。
講習の内容は予備校ごとに異なっていますが、受験に向けて集中して勉強できる講習が多いです。
現役生が参加できる講習もあります。
定員を決めているところもあるので早めに申し込むことが必要です。
受験勉強にはずみをつけるための講習
夏期講習は全国各地の医学部予備校で行われています。
このタイプの講習の目的はいくつかありますが、大切なことは受験勉強にはずみをつけることです。
医学部の試験は難しくて、全科目で良い点数を取らなければ合格できません。
どの科目も万遍なく良い点数を取るのは簡単なことではありません。
苦手な科目の点数は少しでもアップさせて、得意な科目の点数を上げるようにするのがこの時期の講習の目的の一つになります。
特に苦手な科目を克服することが大切になります。
そのためには講習の期間にその科目の授業を集中して受けることができます。
苦手な科目の点数が上がると受験勉強に勢いがついて、自信を持って勉強を進められます。
この種の講習は集中して長い期間行われることが多いです。
夏の暑い時期は体力を消耗することがあるので、講習の前に体調を整えておく必要があります。
夏期の講習で受験勉強に必要なことを全てできるわけではありません。
自分にとって何が大切かはっきりさせておきましょう。
上記に書いたような苦手な科目の克服のほかに、先取り学習も可能です。
得意な科目だったら先取り学習を予備校でしておけば、受験に向けて良いスタートをきることができます。
このタイプの講習は現役生も参加できます。
自分に合った予備校を選ぶことが大切になる
医学部予備校の夏期講習は各地で開かれているので、参加するのはそれほど難しいことではありません。
意欲があれば、それに参加して一定の成果を上げられます。
ただし、注意しなければならないこともあります。
自分の学力に合っていない講習に行くと成績のアップは期待できません。
かえって苦痛になってしまうこともあります。
自分の学力に合ったところを慎重に選びましょう。
成績の良い生徒だったら、普通の予備校の講習で構いません。
普通の予備校の場合は集団の授業が行われることが多いですが、成績が良ければその内容をしっかり理解できます。
成績が伸び悩んでいる生徒だったら、少人数制のクラス編成になっているところか、個別指導のところを選びましょう。
この2つの方式だったら、分からないところを納得のいくまで教えてもらえるメリットがあります。
どの予備校も講習を行う前に学力を調べるテストを実施することが多いです。
そのテストを受けることで、自分がその予備校に合っているかどうか判断できます。
または入る前に予備校のスタッフに相談することも可能です。
受験のプロなのでこれからの勉強の仕方や、予備校に入った場合はどのクラスに行けばよいかアドバイスしてくれます。
講習の前に体験授業を受けてみる
医学部予備校の夏の講習を受ける前に、体験授業を受けるようにしましょう。
ほとんどの予備校で体験授業が無料に受けられるようになっています。
体験授業を受ける時は、講師の話が理解できるか注意しなければなりません。
講師の話を難しいと感じたり、分からないところがいくつある時は、その予備校は合っていない可能性があります。
それから、講師に質問してみましょう。
質問して解説の仕方を自分で聞いてみれば、講師の質が分かるようになります。
分かりやすく、丁寧に説明してくれる先生が好ましいです。
予備校で分からないことを質問するのは、悪いことではありません。
それがしにくいところは避けた方が無難です。
体験授業を受ける時は予備校全体のことも調べておきましょう。
集中して勉強のできる自習室があるかチェックします。
通っている生徒たちの雰囲気にも気を配ります。
どんな生徒も自習室で熱心に勉強していたら、自分も刺激を受けることができます。
自習室が騒がしくて、おしゃべりをしている生徒が多いようなところは避けるようにしましょう。
自分の家から通いやすいところにある予備校がおすすめです。
夜遅くに帰ることもあるので、通いやすいところでないと不便だと感じてしまいます。
夏期講習だけ通える予備校はあります。
夏期講習に通うことで、自分の受験勉強を充実したものにすることができます。
自分の学力に合ったところを選ばなければなりません。
体験授業を受けてからそこに通うかどうか決める必要があります。